ABBYY FineReader Engine

多彩な機能を備えたOCRソフトウェア開発キット

人工知能を活用したOCR機能をソフトウェアに統合

機能と特徴

ソフトウェアベンダやシステムインテグレータの皆様はもちろん、ITシステムを自社開発されている企業様でも、ABBYY OCR SDKを高精度データ処理システムの実現に活用いただけます。 開発したソフトウェアはWindows、Linux、Macのデスクトップやサーバーにインストールすることも、クラウドや仮想マシンにデプロイすることも可能です。 多彩なOCR機能がソフトウェアの価値を向上。活用分野はDMS、ERP、RPA、保険、銀行、ヘルスケア、法律、マシンビジョンと枚挙にいとまがありません

Parallel Processing

マルチコアCPUの活用と並列処
数多くの複数ページの文書を変換する場合

クラウドや仮想環境に対応

文書処理やデータ抽出を行うソフトウェアを、クラウドや仮想環境など、最新の環境でもデプロイできるよう、ABBYY FineReader Engineではクラウド向けの新しいライセンスに対応しています。

ソフトウェアをクラウド環境にデプロイすることを想定したライセンスです。テキスト認識やデータキャプチャシステムを、Microsoft AzureやAmazon EC2などのプラットフォーム上で実行する場合などがこれに当たります。 また、インターネットに接続されたOCRワークステーションや仮想マシン上で使用することも可能なライセンスです。

クラウド向けライセンスでは多数のユーザーによる同時使用が認められています。 複数のクラウドサービスや、インターネットを介して接続された複数のワークステーションで同時に使用できます。処理可能なページ数だけを制限の対象とするライセンスです。 クラウド向けライセンスは開発ライセンスとランタイムライセンスのどちらにも対応しています。 文書処理とOCR作業をクラウド環境や仮想マシン上で実行するには、処理を行うコンピュータでインターネット接続が有効でなければなりません。

認識プロファイルを使って素早く設定

ABBYY FineReader Engineは、使用頻度の高いシナリオに対し、あらかじめ定義された処理プロファイルを備えています。 これらプロファイルを使えば開発時の手間が省け、OCRに関するパラメータについて詳しい知識がなくても、簡単にOCR処理機能を実装できます。 OCR SDKを統合する際に、特定の用途に適したプロファイルを選択するだけで自動的に最適なパラメータ値を設定できます。 ほとんどのプロファイルには2つのバージョンが用意されています。 最高の品質を実現するよう最適化された設定と、処理速度を最短にす

ABBYY FineReader Engineで使用できる定義済みのプロファイルは以下の通りです。

Visual components

ユーザーインターフェースのコンポーネント
画像ビューア
拡大ビューア
文書ビューア
テキストエディタ
テキストバリデータ

製品の詳細資料とサポート

詳しい説明やサンプルコードを豊富に掲載した資料をご用意しています。初めてご使用になる方でも簡単に、テキスト認識やデータキャプチャの各機能をアプリケーションに統合いただけます。 製品に付属している開発者向けヘルプファイル「Developer's Help」を開き、基本使用シナリオ一覧が掲載されたセクション「Basic Usage Scenarios Overview」をご一読いただけば、すぐに作業を開始できます。 各シナリオでは詳しい説明と実装の際に注意する点、特定の用途向けにコードを最適化するヒントなどが掲載されています。 実現したい用途が基本シナリオのいずれにも該当しない場合には、高度な機能を紹介したセクション「Advanced Techniques」に各種アドバイスがありますのでお役立てください。 また、プログラミングの様々な局面を取り扱ったセクションでは、各種プログラミング言語でABBYY FineReader Engineを使用する際に役立つ情報を提供しておりますので、ぜひご一読ください。 さらに、ABBYY FineReader Engine開発者向けパッケージに付属されているサンプルコードもご覧いただけます。 APIについての詳細情報も、製品の開発者向けヘルプファイルに記載されています。

また、ABBYYが運営する技術情報のポータルサイトには、幅広いテーマを扱ったナレッジベースや開発者向けのフォーラムもあり、実践で役立つABBYY OCR SDKのプログラミング方法や詳しい技術情報をご覧いただけます。ぜひご活用ください。 サポートが必要な場合には、弊社の技術エキスパートにいつでもご相談いただけます。 ABBYYテクニカルサポートチームでは、製品の評価段階で発生するご質問にもお答えしています。

さらに、ABBYYではプロフェッショナルサービスも提供し、お客様やユーザー様のニーズに即したトレーニングも実施しています。

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